中年独りもん

会社員の男性同性愛者。

韓国のこと

すっかりテレビを見なくなってしまったから、ニュースは専らネットを通じて知る生活だ。

 

毎日毎日ネットニュースに、ずらーっと並ぶ韓国関係の記事。もうお腹いっぱい、と思いつつ、面白おかしく書かれたものも多く、つい読んでしまう。

 

自分のようなクズは、その前にもっと他のことについて考えて、自身の心配をしたりするべきだと思うけど、今まで付き合いのあった韓国人たちを頭に浮かべながら、いろいろと思いは巡る。

 

これだけ国際化された世界で、一つの国を憎み、呪い続けるのは相当難しいはずなのに、彼らの燃え盛る恨みの熱は、いつか収まることがあるのだろうかと考える。

 

彼らは言う「日本は決して過ちを認めず、決して謝罪しない」。ネット上で、時には、わりときちんとした新聞記事の中でも目にする韓国人の決まり文句だ。

 

そりゃあ腹が立つだろう。日本は自国の都合と利益のために、朝鮮半島を併合して彼らの自尊心を踏みにじっておいて、ちっとも悪いと思ってないし、謝りもしないんだから。

 

自分の卑近な例を顧みても、自分が被害を受けたと感じた時、相手が謝らず、そもそもの原因となる行為さえ認めなかったら、はらわたが、ぐらぐら煮えたぎるだろう。

 

しかし、善き隣人よ、ずいぶん前のことだけど、自分は中年なので、この目で見たよ。全てのアジアの国のトップが揃った国際会議の場、たしか生のライブ中継だったと思う。

 

誠意ある言葉で、戦争終了までの一時期、日本が他国に迷惑をかけてしまったこと、そしてそれに対する反省と謝罪を、テレビの中で当時の首相の小泉さんが、あのやけにはっきりした口調で演説するのを、自分はこの耳で聞いた。

 

少し前、例の破棄された慰安婦に関する両国合意の際、戦争中の韓国人慰安婦に対して日本政府が書いた、礼儀のある本当に心のこもった謝罪の文章も、自分は読んだ。

 

村山元首相の談話発表、他にも挙げきれないほど、自分は韓国に対する日本の反省の言葉、謝罪を覚えている。

 

「日本は決して過ちを認めないし、決して謝罪しない」

 

もし本心でこのように事実を認識してるのなら、怒りが収まらないというのも納得で、腹が立って腹が立って、怒りで心がいっぱい、韓国人自身、辛かろうと思う。

 

可哀想でならない。